ひもんや俳壇
2022年7月号
一般投句
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雨あとの雫ちりばめ濃紫陽花畑山 則子
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銀座通りしだれ柳の夕茜戸上 和
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海に来て親しきことば夏休佐藤加代子
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出稽古の裾のかろさや更衣長島 ちよ
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河骨の咲くを促す鯉の口辰馬 京子
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西瓜割この世の憂さも真っ二つ木村 遊風
向原喜楽会
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花吹雪ひとひら肩につれ戻る鈴木恵美子
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花人にしばらくは城明け渡す笹島美和子
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千年の樟盛り上がる若葉かな仲島 信
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新緑の森へふみ入る第一歩吉田 新子
竹の子会
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若鮎や流れ切り裂く光あり苅野 玲子
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ふんはりと睫毛捉へて春の雪渡辺 幸江
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里山に水車の響き山椒の芽千葉ゆり子
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春泥やタイヤの太き跡残し安達久美子
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角の家つらつら椿咲きつづく苅野 節子
ミモザ会
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七夕や願ふは孫のよきご縁佐々木巴里
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街騒をまぬがれがたき端居かな三国 紀子
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夫いれて歩を合はせゆく白日傘石橋万喜子
黒澤三主寿
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あこがれの制服なりし入学す黒澤三主寿