2020年05月号掲載
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新型コロナウイルス感染症に対する緊急事態宣言下の診療について
当院は、通常通り診療を行っております。 安心して通院を継続してしただくため、お仕事の業績悪化等により医療費自己負担の支払いが困難な方には、自己負担分の支払い猶予を行いますので、ご遠慮なくお申し出ください。
院内感染、感染拡大を防ぐため、基幹病院を疲弊させないため、受診者みなさまには、以下のご理解をお願いいたします。
- 咳、熱のある患者さんは、待合室を利用せず、直接処置室、診察室にご案内する。
- お耳の遠い方には、筆談、ボードによる指示、説明を行い、できるだけ会話を減らす。
- 顔面が正対する位置での診察は行わない。
- のど、はなの診察、インフルエンザや溶連菌の検査など、飛沫感染の危険の高い検査は原則として行わない。
- 聴診や触診など、患者さんに直接触れる診療は極力行わない。
- 電話再診、お薬のみ、処方箋のみのお渡しなど、柔軟な対応を行う。
- 初診を含む、一般診療のオンライン診療を開始いたしました。
- コロナウイルス感染の有無に関する検査は行っておりませんが、胸部レントゲン検査、採血検査は院内で迅速に結果を出し、重症度の判定をいたします。軽症であれば、ご家族、同居者から隔離して自宅療養をおねがいいたします。
- 感染者接触、海外渡航歴のない方など、ハイリスクではない軽症者に、PCR検査を受けられるような紹介状は出せません。
- 他の病気が減っているわけではありません。特に運動不足による生活習慣病の悪化は、ストレスと相乗効果で心筋梗塞、脳血管障害のリスクを大幅に上昇させます。しっかり治療を続け、人ごみを避けて運動を行ってください。
なお、当院スタッフは、以下を順守して、勤務にあたっております。
皆さまの生活でも取り入れていただきたい内容なので、共有します。
- 公共交通機関(電車、バス)はできるだけ混雑時間を避けて、おおむね両手を広げて届く範囲に他人の居ない位置で利用、座席、つり革は使用しない。
- 帽子、マスク、眼鏡着用で、コート等全身を覆うような上着を着用し、上着、帽子はスタッフルームに入る前に脱いで、ポリ袋に入れる。
- 乗った電車、バスの時間、号車を記録。
- 職場以外でも、常に他者と2メートル離れる生活を心がけ、背面での会話、すれ違うときは背中合わせの習慣をご家族とも共有。
- 食事は他者と2メートル離れて摂る。それが困難であれば時間をずらす。
- 他者との寝室の分離、住宅事情で難しい場合には、同室者それぞれが、段ボールに頭を入れて、顔を隔離して睡眠するなどの工夫。
- 自家用車の利用は、運転者一人に限り、同乗者を載せない、同乗しない。
- 当院来院者から感染者がでる、もしくはスタッフから感染者が出た時のために、各自の行動(立ち寄った場所、接触した人、行った行動)をトレースできるよう、記録を残す。
- 院内では、長袖、キャップ、ゴーグル、マスク着用で皮膚(頭髪を含む)を露出せず、院内で着用した衣服は、帰宅時に脱いで洗濯機に入れる。
- 出勤時に体温を測って、タイムカードに記入。
- 体調不良時(特に咳、37.5度以上の熱のある場合)は勤務自粛。
- 自分の身体に触れる前後、患者さんに触れる前後には、必ず手を洗う。
- 石鹸、ハンドクリームはポンプ式を使い、固形石鹸、壺式クリームは本人限定で使用し、他人と共有しない。
- 飲水、うがい時など、マスクを外した時は膿盆の上に、外側を下にして載せ、使った膿盆は帰宅時に消毒バケツに入れる。
- 鼻呼吸を意識する。